反省

相談業務ではLGBTの方の悩みを聞く機会も多い。

私はその方々の気持ちを理解できていると思っていた。

エリート学生の男子が好きな男子に告白した。

告白された男子は驚いたが友人として今後も付き合おう。

と言ってくれたという。

私の年齢だと直ぐに肉体的なこと(SEX)に

結び付けて考えてしまう傾向がある。

どこかの議員さんと同じように「生産性」

なんて馬鹿なことを考える年代でもある。

私は無知だから体の欲求を考えてしまった。

だから、その子に歌舞伎町などの歓楽街で遊ぶことを勧めた。

私は本当に馬鹿である。

勿論、中には遊びで風俗などに行く人もいると思う。

最近はレズビアンやゲイの方々も遊べるところが有るように聞く。

でも、彼はそんなんじゃなかった。と思う。

もっと、しっかりと話を聞くべきだった。

彼は好きだと感じた友人に出会って、

その時初めて自身の性的なことに気づいたのかも知れない。

また、彼はその友人だから好きになったのかも知れない。

ただ、体が違うだけ。

ぼくらが好きな女の子を教室の窓越しに見ていたように

その子も純粋に憧れだけで良かったのかも知れない。

傍にいるだけで幸せだったのかも知れない。

そんなふうに包んでみることができなかった。

LGBTの方々でも様々な恋愛の仕方がある。

そのことに昨日気づきました。

私は何も知らずに何も考えずに馬鹿なアドバイスをした。

今後は少しでもその方々に寄り添えるアドバイザーになりたいと思う。

そして、心から申し訳ないことをしたと反省しています。