変りました

私の父は公務員だったが、事業家でもあった。
五島の水飲み百姓で幼い時に両親を亡くし、親戚から厄介者として扱われた父は、小学校卒業後、姉をたよって長崎にきたらしい。

その後、姉二人の生活をみる事になった。
稼ぐために色々な商売をしたらしい。
そんな父からよく言われたのが「お客に怒ってはいけない。頭を下げろ、お金に頭を下げていると思え!」だった。

しかし、昔はよく怒っていた。
以前はこの仕事でも「本当に悩んでいるなら会社休んでもこられるはず。」と嘯き、土日祭日等は面談を断っていた。
しかし、昨年初対面の先生に患者としての心構えをこっぴどく注意された体験から怒るのをやめた。
腹がたって途中で帰ろうと思ったが、神仏がこの病院を指定したのには理由があるはずだ。そう考え我慢しました。

そして、気付いたのです。
どんなに患者さんのことを考え情熱を持って治療したとしても、伝え方が悪ければ誰も信じてくれない。と・・・。
その経験以降、お客様の言葉を笑顔で聞けるようになりました。

でもね、私には私を信じている会員が200名いるのです。
その方たちから「先生」と呼ばれているのも事実です。

だから、お金に頭下げられない。
媚を売ってまでお金はいらない。
利益の為に「お願いします」と媚らない。

凡夫の私を「先生」と呼んでくださる方々に申し訳がたたないから。
だって神様からの使命だから媚ら無くても旨くいく。