■前世聞きたいって!
先週20代の若い女性がお二人お見えになられた。 「前世を聞きたい」というので、一人の方の前世をみた。
時間の関係でひとりしか見れなかった。 多分冗談か遊びのつもりで「前世」と言われたと思う。
私が「じゃ〜見ましょうか。今世に一番近い前世、近いとは環境が似ているという意味だよ。」と言うと、信じないようすで笑っておられた。
私はまじめな顔で「2回この世に生まれたんだね。」といった。
「今から650年ぐらい昔、日本でいうと戦国時代、関が原の前だね。 生まれた所は、今の世界地図でいうとイタリア北部の国境。ちょうど長靴の付け根の方。その時、あなたは女性だったよ。 一面緑が見える。そして小高い丘の上の少し下の斜面に石垣みたいなものが見える。そこも緑で、お母さんとふたりで何かを摘んでいる姿がみえる。 でも、お父さん居なくて、お母さんと二人だけ。独身だったみたい。余り幸せそうには見えない。」といった。
それまでの笑顔が彼女から消え、真面目な顔で「今も父は居ないんです」と驚かれていた。 「今世のあなたの目的は前世で遣り残した、結婚と子育てだね」と私が言うと彼女は納得したように、うなずいた。
信じても信じなくても、目に見えない世界があるのは事実。 死ねば全てが分かりますが、死んだら何もできない。
一度しか無い人生です。遣り残しがないように生きて下さい。
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